地域データを、分析だけで終わらせない

株式会社グラッドキューブが提供するCX改善プラットフォーム「SiTest」。
Webサイトの分析・改善・Web接客を一つのプラットフォームで支援しています。
SiTestではSURFPOINTの位置情報データを活用し、ユーザーがどの地域からアクセスしているかを分析。さらに地域を条件としたセグメントやコンテンツの出し分けに活用し、Webサイト改善の施策へつなげています。
株式会社グラッドキューブ プロモーション統括本部 ゼネラルマネージャー 玉屋 宏祐 様にお話をお伺いしました。
分析しただけでは、Webサイトは変わらない
株式会社グラッドキューブが提供する「SiTest(サイテスト)」は、Webサイトの分析・改善・Web接客を一つで実現するCX改善プラットフォームです。
ヒートマップやアクセス解析によってユーザー行動を可視化するだけでなく、A/Bテストやパーソナライズなどを使って、実際の改善施策まで実行できます。
現在はAIを活用した分析にも力を入れています。
SiTestで課題を見つけ、仮説を立て、施策を実行し、その結果を検証する。分析から改善までを一つの環境で進められることが、SiTestの大きな特徴です。
「どこから来たか」も、ユーザーを理解する大切な情報
SiTestでは、ブラウザやOSといったアクセス環境と同じように、SURFPOINTから取得した位置情報もユーザー属性の一つとして活用しています。
例えば実店舗を展開する企業なら、どの地域からWebサイトが見られているかを知ることで、商圏とWeb上のユーザー行動との関係を分析できます。
特定地域でテレビCMなどのプロモーションを実施した際には、そのエリアからのアクセスがどう変化したかを見ることも可能です。
普段とは異なる地域や海外からのアクセス増加など、地域情報がサイト上の変化に気づくきっかけになることもあります。
SiTestにとって地域情報は、ユーザーを理解するための基礎データの一つです。
地域を「見る」だけでなく、Web施策の“条件”にする
SURFPOINTの位置情報データは、SiTestのさまざまな機能に組み込まれています。
Webサイトへのアクセス情報と位置情報を組み合わせることで、ユーザーがどの地域から訪問しているかを判定。現在は国・都道府県レベルの情報を中心に、ダッシュボードでの分析やユーザーセグメントの作成、コンテンツの出し分けなどに利用しています。
「どこから来たか」を知るだけで終わらず、そのユーザーにどのような
Web体験を提供するかまでつなげることができます。

地域分析を、具体的な改善施策へ
SiTestでは、アクセスデータを分析して終わりではありません。見つかったユーザーの特徴から仮説を立て、施策を実行し、その効果を検証するところまで一貫して行えます。
例えば、ある地域からのアクセスが増えていれば、その背景にテレビCMや地域限定のプロモーションが影響している可能性があります。
こうした変化をきっかけに施策を考え、地域情報を条件としてユーザーをセグメントすることで、Webサイト上の表示内容を変えることもできます。
分析 → 仮説 → 施策実行 → 効果検証。
Webサイト改善のPDCAの中に、地域データを組み込んでいます。

テレビCMの放映地域に合わせて、Web体験を変える
地域情報を活用した代表的な施策が、地域ごとのコンテンツやポップアップの出し分けです。
例えば、特定地域だけでテレビCMを放映している場合、そのエリアからWebサイトを訪れたユーザーに、CMと連動したLPやメッセージを表示できます。
ほかにも、地域限定キャンペーンの案内、最寄り店舗への誘導、地域イベントの告知、エリアごとの商品・サービス訴求など、さまざまな活用が可能です。
単に地域別のアクセス数をレポートするのではなく、地域そのものをWebサイト改善の条件として使えることが、SiTestにおける特徴的な活用方法です。
SiTestを支えるデータ精度 約95%のアクセスで地域判定
SiTestのようなSaaSに位置情報を組み込む場合、日常的に利用される基盤データだからこそ、その品質が重要になります。
現在の運用では、アクセス元の地域を判定できない割合は約5%に抑えられ、約95%のアクセスで地域情報を活用できています。
また、データは月1回更新されており、継続利用するうえでの安定性も重要なポイントです。
位置情報はSiTestの分析やパーソナライズを支える基盤データ。
より多くのアクセスを正確に判定できることが、SiTestを利用するユーザーへの価値につながっています。
サービスの基盤だからこそ長く安心して使えるデータを
データ精度に加え、玉屋様が評価しているのが、国内で整備されたデータへの信頼性と、データ提供における柔軟な対応です。
SiTestでは位置情報を継続して利用するため、データ項目の多さだけでなく、「サービスの基盤として長期間安心して利用できるか」という視点も重要になります。
国内サービスであることで為替変動の影響を受けにくいことや、必要なデータの提供方法について相談できることも、サービス運営上のメリットとなっています。
One to Oneへ 目指すのは、すべての訪問者に最適なWeb体験
SiTestが今後目指しているのは、ユーザー一人ひとりに合わせたWebサイトの最適化です。
そのためには、Webサイト上の行動だけでなく、地域をはじめとするさまざまな属性からユーザーを理解することが重要になります。
国内での地域別パーソナライズに加え、国単位の判定を活用すれば、海外からのアクセスに応じて表示内容を変えるといった展開も考えられます。
SURFPOINTの位置情報をユーザー理解の基盤として活用しながら、
すべての訪問者に最適化された「One to One」のWeb体験を目指しています。
インタビュー企業プロフィール
株式会社グラッドキューブ
AI とデータで成果を最大化する、 統合テクノロジー戦略
マーケティング DX を中心に、AI Agent・SaaS の開発、インターネット広告運用、スポーツデータメディア「SPAIA(スパイア)」の運営、AI を活用したシステム開発など、幅広い事業を展開。
AIとデータの力で、企業の成長と新たな価値創出を支援しています。
URL:https://corp.glad-cube.com/
SiTest:https://sitest.jp/


