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ニュースリリース

SURFPOINT™ -Database BtoB2 リリース後1か月の判定状況について

いつも SURFPOINT™ をご利用いただきありがとうございます。
2025年10月に公開した SURFPOINT™ -Database BtoB2(以下、BtoB2)について、リリース後1か月間のログ(複数サービスの統合ログ)をもとに、「組織をどれだけ新たに判定できるようになったか」をご報告します。
BtoB2 のサービス概要はこちら:https://www.surfpoint.jp/database_btob2/

判定できる組織数が大幅に拡大

従来のBtoB判定にBtoB2を加えることで、組織として判定できるトラッキングが大きく増加しました。

従来のSURFPOINT™:7月時点(BtoB2導入前)の組織数を100%とした場合…
BtoB2導入により、判定組織数が約2.7倍(271%)まで増加

 


従来のSURFPOINT™:7月時点(BtoB2導入前)のトラッキング数を100%とした場合…
BtoB2導入により、トラッキング数が約1.6倍(154%)まで増加

つまり、既存のBtoB判定は維持したまま、BtoB2によって「これまで不明だった組織」が大きく上乗せされた、という結果です。

新たに見えるようになった業種が大幅に増加

BtoB2により、従来は法人として認識しづらかった BtoB2C寄りの業種 で判定数が伸びました。


宿泊業・飲食サービス業:約10倍
生活関連サービス業・娯楽業:約6倍
医療・福祉:約6倍
電気・ガス・水道などのインフラ業種、漁業などでも約4~5倍 規模の増加を確認

宿泊施設、飲食店、医療機関、娯楽施設など「共用回線・来訪者Wi-Fi」を使うケースが多い業種で、BtoB2の効果が特に強く現れています。

広告配信在庫でも同様の傾向 — 組織として見える在庫が1.5倍へ

広告在庫(どこどこad側)でも、BtoB2によって 組織としてのインプレッション在庫 が増加しました。

・集計期間中の 全在庫のうち、組織判定在庫:約43%
・日別の組織在庫比率
 平日:40〜55%前後(全在庫のうち、半分近くが組織判定)
 休日:25〜30%前後(在庫量自体が少ないため低下)
・BtoB2を含めた結果
 組織判定対象の在庫量は、従来比で約1.5倍に拡大
 日単位でも、常に+20〜30%分がBtoB2による上乗せという状態が続いています

業種別の在庫構成

BtoB2により、広告在庫の「業種の厚み」も変化しています。

全期間合計で BtoB2比率が高い業種
 宿泊業・飲食サービス業
 生活関連サービス業・娯楽業
 医療・福祉
・これら 3業種だけで、BtoB2在庫の約半分弱を占有

従来は製造業・卸売業などが中心だったBtoB在庫に対し、BtoB2によって「生活・消費に近い業種」の在庫が大きく積み上がった形です。
これにより、企業向けプロモーションだけでなく、観光・イベント・地域回遊などの配信にも使いやすい在庫構成になっています。

まとめ

BtoB2リリースから1か月で明らかになったのは、次の点です。

  • ・BtoB2導入から1か月で、どこどこJPの判定組織数が約2.7倍トラッキング数が約1.6倍に増加
  • ・BtoB2導入から1か月で、どこどこadで組織判定できる広告在庫は約1.5倍に拡大
     日別でも常に全在庫の40〜55%前後を組織単位で把握
  • ・宿泊・飲食/生活・娯楽/医療・福祉など、B2C寄りの業種のほか、インフラ業種が新たに見えるようになりました。
  • ・生活圏に近い業種でBtoB2の寄与が大きく、
     広告在庫は「法人向け+生活者接点」の両方をカバーする構造になっています。

 
つまり、BtoB2により SURFPOINT™ / どこどこJP / どこどこad が扱える “見える組織の幅” が大きく広がった ことが確認できました。
今後も SURFPOINT™ -Database BtoB2 の強化を進め、より多様な業種・業態の皆様にご活用いただけるデータ基盤を提供してまいります。