2014|IPアドレス利用実態|回線種別の比較
このページは、回線種別のIPアドレス数の都道府県別構成比率を、グラフで一覧化しています。
大きなグラフをご覧になりたい場合や、より詳しいデータをご覧になりたい場合は、それぞれのグラフをクリックしてください。各都道府県ごとの詳細な統計情報をまとめたページに移動します。
北海道地方・東北地方
北海道・東北地方は、宮城県のみFTTHのIPアドレスが7割を超えているものの、それ以外はFTTHが6割前後、ADSLが3割前後と言う構成比率に共通点が見られます。また、福島県はCATVのIPアドレスが非常に少なく0.2%あまりとなっています。
関東地方
関東地方は共通してFTTHが6割前後、ADSLが3割前後と言う構成比率が見られます。モバイルネットワークに使用されるIPアドレスは東京都の位置情報が付与されるため、東京都のIPアドレスの15%を携帯のIPアドレスが占めています。
中部地方
富山県・長野県・静岡県でCATVのIPアドレスが占める割合が1割を超え、特に富山県では15%に達します。また、山梨県は他県に較べFTTHの割合が低く53%、代わりにADSLが29%となっています。
関西地方
京都府におけるFTTHのIPアドレスが占める割合が顕著に高く、実に74%がFTTHです。これは全国でも最も高い割合です。
他に特徴があるのは三重県で、CATVのIPアドレスが占める割合が高く、18%を占めます。一方、FTTHのIPアドレスはやや少なく53%となっています。
中国地方
広島県では69%がFTTHのIPアドレスである一方、隣の県である山口県ではFTTHが52%でCATVが19%と、隣接県でも回線比率が大きく異なります。島根県もFTTHが51%と少なめですが、CATVも9%で、代わりにADSLの比率が37%と大きくなっています。
四国地方
香川県・高知県の回線比率がほぼ同じ構成となっています。一方、徳島県はFTTHの割合が69%と高くADSLが23%、愛媛県ではADSLの割合が高く32%でFTTHが59%と、1割前後の構成比率の違いが見られます。
九州地方
九州地方で最もFTTHのIPアドレスが占める割合が大きいのは沖縄県で、IPアドレスの66%がFTTHです。逆に最も少ないのは宮崎県で、FTTHは50%にとどまる一方、CATVのIPアドレスが占める割合が20%と高くなっています。